青年会議所(JC=Junior Chamber)は、地域レベルで「明るい豊かな社会」を実現することで、世界平和が達成されると考え活動している青年団体です。「意識変革を通じたまちづくり団体」あるいは「ひとづくりを通じたまちづくり団体」といわれることもあります。活動を通じて、地域をはじめ広い人間関係の構築や次代の担い手としての意識醸成につながっていきます。
その基本的要素として、JC3信条と4つの機会があります。
●JC3信条
・Training(個人の修練)
・Service(社会への奉仕)
・Friendship(世界との友情)
●4つの機会
・Leadership Development(個人の成長)
・Community Development(地域の発展)
・Internationality(国際性)
・Business(ビジネス)
<青年会議所の特性>
●年齢制限
青年会議所には、品格ある青年であれば、個人の意志によって入会できますが、20歳から40歳までという年齢制限を設けています。これは青年会議所が、青年の真摯な情熱を結集し社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。 会員は40歳を超えると「卒業」となります。この年齢制限は青年会議所最大の特性であり、常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。
●単年度制
すべての任期は1年に限られます。会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、豊富な実践経験を積むことができ、自己修練の成果を個々の活動(ビジネスやプライベート等)にフィードバックさせていくことができます。青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、OBも含めビジネスや政治等各界で日本のリーダーとして活躍しながら、社会に貢献しています。同時に、事業内容も常に新しいことを開拓する必要があり(よく「ゼロベースで考える」と言われます)、継続すべき事業はパートナーに委ねるというのが基本的な考えとなります。