第51代理事長 鈴木 潤
第51代理事長 鈴木 潤

研鑽練磨

まちのため、人のため、自分のために

  

 「今日よりは志を同じくする世界の同志と手を携え、世界の中に於ける焼津の青年の進むべき道を、友情と修練から探求し、JCの旗のもとに、新しい時代のリーダーとなろう」と半世紀ほど前に高らかに宣言し、焼津青年会議所は設立された。この創始の精神のもとに、時代の移り変わりや、様々な困難がある中でも、常に 責任世代として明るい豊かな社会の実現を目指し、弛まぬ努力を重ね 運動を展開してきた。これは未来永劫に紡いでいかなければならい。しかし、今直面している未曽有の社会的、経済的危機は今までの価値観を大きく変容させ、混沌の世の中 を生み、青年会議所の活動をも危ぶもうとしている。こんな時代だからこそ、志高き同志と共にこの苦境の時代を切り拓き、新しい時代へ誘うことを我々には求められている。実現は並大抵のことではない。 人やまちにインパクトを与え続ける為に、我々は一個人として、組織として圧倒的に成長をしなければならない。

 

志を同じくする仲間と共に

まちを研鑽練磨しよう

ひとを研鑽練磨しよう

自身を研鑽練磨しよう

共想都市焼津の実現のために

 

 

まちを主導するJAYCEEとして

 

 青年会議所は人生最後の学び舎といわれているが、昨今は、最高のリカレント教育の場にしようとよく耳にする。かつてはJCしかないという時代であったが、今はJCもある時代といわれる 。数ある異業種交流団体やボランティア団体の中から、我々は自らの決断で青年会議所を選び入会したが、その志は同じであるのだろうか 。そして、最良の団体と声を大にして言えるのだろうか。 現状は、メンバー内において使命感の格差が生じてしまっていると思わざるを得ない 。

 青年会議所は、志を同じうする者が、日々自己研鑽と相互啓発に努めることで 、 個人としての圧倒的な成長ができる組織である。その上で我々青年会議所は、まちのため、人のために運動を展開し、インパクトを与え続けなければならない。皆のベクトルが、圧倒的な成長をした上で、市民意識変革運動を展開し続けるというものであれば 、自ずまちや人からは今まで以上の期待の目が向けられ、今まで以上の期待の目が向けられ、どんな時も必要とされる団体となり、JAYCEEとして自信をもって胸を張り大きな背中を見せることができるのではないだろうか。人生最後で最高の学び舎で光り輝くJAYCEEとなろう。

 

必要とされる組織であり続けるため

 

 私が入会した2010年は、焼津青年会議所の会員数が、今まさに100人を超えようとするところであり、静岡県内3番目の会員数を誇るLOMであった。しかし今現在の会員数はその半分以下であり、50人を下回っている。この現実は、組織力や発信力の低下だけではなく、焼津青年会議所という組織の在り方や存続にまで関わる大きな問題であり、最重要課題として取り組まなければならない。

 全国的に見ても会員数の減少の問題は顕著ではあるが、その中でも会員数との増加に成功している事例はいくつもある。しかし単に数だけでなく、組織力の増加が重要である。その手法をしっかりと取捨選択したうえでブラッシュアップし、焼津青年会議所の会員拡大に落とし込んでいくべきである。会員数の減少は、入会だけを課題と捉えるのではなく、退会も大きな要因のひとつである。その為にも、入会して間もないメンバーには、青年会議所の魅力をしっかりと伝え、また、継続された組織化によって、疲弊するメンバーを出さない新たな動きも必要である。

 また、女性や20代 の 会員拡大を重要視しなければならない。多様性のある社会において、女性や20代の新たな価値観が必要であり、その効果により、まちに必要とされる組織へとこれまで以上に成長することができるはずだ。

   

ローカルアイデンティティを育む

 

 我々は「ローカルアイデンティティで繋がる、共想都市焼津へ!」と2020年に中長期ビジョンを掲げた。2030年の共想都市焼津の実現に向けて、市民に向けた意識変革の機会として、ローカルアイデンティティの構築を進めていき、物心両面における持続可能なネットワークの輪を広げ、このまちに生きるすべての人が、共に想い幸せを分かち合うことのできる、多様性のある地域社会を築いていかなければならない。2021年度が、実現に向けての本格的な第一歩となる。

 しかし、 昨今の社会的、経済的危機は、我々の価値観を大きく変容させ、生活様式にも甚大な影響を与えていることにより、我々が目指すところとは裏腹に、地域コミュニティは空虚なものになりつつある。こんな時代だからこそ、青年会議所の原点に立ち返るとともに、今まで以上に運動に邁進していかなければ、まちにインパクトを与えることはできない 。

 そして、我々が先導者として、 焼津に住まう異なる世代や立場の人々が相集いアクションすることで、自らの「まちのため、人のためこそが自分のため」という精神を奮い立たせ、まちに対する愛着を高め、わがまち焼津のためならばと、能動的に行動することのできる人財をとのできる人財を育もう育もう。それこそが、ローカルアイデンティティの構築である。それこそが、ローカルアイデンティティの構築である。

 

ブロック主管について

  

 2021年度は焼津青年会議所が15年ぶりに 静岡ブロック協議会の主管を担う。もちろんブロック会長をはじめとする役員も焼津青年会議所より輩出する。15年も前となると前回の主管の時に在籍したメンバーはいない 。この先に苦労する場面が必ず出てくるだろう。しかし、我々にとってこの主管の担いは、決してネガティブなものでない。むしろ貴重な機会ではないだろうか。そしてやいづをPRできるチャンスでもある。 また、今まで以上に静岡ブロック協議会と親密な関係で運動を展開することができるだろう。 やり遂げれば、組織としての士気が格段に高くなり、焼津青年会議所は更なる発展を遂げるだろう。

 

最後に

 

 青年会議所は、時代の移り変わりや、様々な困難がある中でも、常に明るい豊かな社会の実現を目指し、人やまちに運動を展開し続けていかなければならい。過去、現在、未来、今を生きる我々の運動こそが「共想都市焼津の実現」に繋がっているのではないだろうか。

 自己研鑽と相互啓発をすることで、個人として、組織として圧倒的に成長し、人やまちに対する影響力を高めようではないか。そして、人やまちに伝播させ、受動から能動に変わることで、「共想都市焼津の実現」への大きな一歩となる。


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